DURA-BILTの “3 SERIES JACKET” ＜10oz DENIM / 31-J＞ をご紹介します。

L社3シリーズの中でも、1920年代後半〜30年代初頭の入手困難で近年かなりの高額で取引されている、最初期型カバーオールジャケットをベースにして製作された１着です。

初期型の特徴でもあるムービングカラーの襟元、角型ポケットと紙ラベル、襟周りと裾周りのダブルステッチ縫製、そして初期型のみに備わる緑カンヌキ。さらに、フロント19mm、袖16.8mmのUNION MADEボタンは、当時物と同様の鉄製ツープロングボタンで、右胸はスナップボタン仕様です。

これらは後のモデルに進化を遂げる以前の過渡期のディテールで、“DURA-BILT SP Jacket” からの進化の過程も随所に垣間見れ、深い関わりがあるとされています。このような特徴を持つ希少なモデルを、今回「DURA-BILT」として再現しています。

４種類の生地バリエーションの中から、ここでは「10oz DENIM（31-J）」をご紹介しています。
ヴィンテージのワークウェアに使われていたデニム生地を検証し、タテ糸の特徴的な短いムラ感にこだわって再現。ヨコ糸はネップ糸を使い粗野な風合いを出しています。ヨコ糸は移染した色目を出す為、染まっているかいないかの絶妙なアイボリーに染め、仕上げで毛焼きを省き、ヴィンテージの風合いを感じる生地に仕上げています。なお、同じ生地で、OVERAllS、PAINTER PANTS、WORK CAP もございます。（オーバーオールは11月、ペインターパンツは12月の入荷予定です。）

「DURA-BILT」とは：
1910年代に誕生し1930年代にその姿を消してしまう、知る人ぞ知る幻のワークブランド「DURA-BILT」を、DAPPER’S が商標を取得して現代に蘇らせました。一部「HD Lee」の廉価版と評されることもありますが、当時のカタログなどを見ると「HD Lee」と同価格の製品もあり、“DURA-BILT”ならではのデザインに惹かれるコアなVINTAGE好きからの支持も多いブランドです。
謎多きブランド “DURA-BILT” の現存する当時の製品は、オールインワンやエンジニアコートが主流。当時の “DURA-BILT” を忠実に復刻したモデルや、そこからインスパイアされる「VINTAGE好き的マニアックな視点」のデザインを盛り込んだアイテムを現代に蘇らせています。縫製ミシンには、当時と同じ「5/16inch(0.79cm)」幅の2本針と3本針を駆使。ボタンは鉄製の「ツープロングボタン」や、当時使用されていた生地に近い素材を使用するなど、製品の細部にまで、こだわりと愛が詰まっています。
ちなみに、今回の復刻のタグにある「NOJI-LEE MERC.CO」の記載は、ダッパーズ代表であり、Leeを愛してやまないVINTAGEコレクター・野尻氏の苗字に由来したものです。

『DURA-BILT』by DAPPER’S “3 SERIES JACKETS” ＜10oz DENIM / 31-J＞
□品番：31-J
□生地：ORIGINAL FABRIC #10×10 / COTTON100%
□カラー：10oz INDIGO DENIM
□仕上げ：ノンウォッシュ
□サイズ：36・38・40・42（当店入荷サイズ）
□プライス：￥46,800（税別）【税込 ￥51,480】

— size(cm) –【ノンウォッシュ（未洗い）】
身幅　36/53.5　38/56.0　40/59.0　42/62.0
肩幅　36/41.0　38/43.0　40/45.5　42/48.0
袖丈　36/64.5　38/65.0　40/65.0　42/65.5
着丈　36/72.0　38/74.0　40/76.0　42/78.0
※ 上記は当店計測値（外寸）です。若干の誤差はご了承ください。

—- 在庫状況 -—-
36,38,40,42がご用意できます。

Variations

10oz DENIM（31-J）

BROWN DUCK（32-J）

EXPRESS STRIPE（37-J）

DURA-BILT “3 SERIES JACKETS” ＜10oz DENIM / 31-J＞