CORONA「FATIGUE SLACKS」#FP005 “AGGRESSOR SLACKS”<USMC M-51 NYCO BLOCKS / SAGE GREEN> をご紹介します。
1950年代にアメリカ軍の軍事演習用 “アグレッサーユニフォーム(仮想敵国ユニフォーム)” のパンツをベースに制作されたアイテムです。アグレッサーユニフォームとは、訓練や軍事演習などで使う仮想敵国側を想定したユニフォームのことで、官給品にはない実験的でイレギュラーなデザインは、どこか “EXPERIMENTAL”(テストサンプル)に通じるものがあります。
この “AGGRESSOR SLACKS” は、M-51フィードトラウザースのサイドポケットを省き、前後のポケットをベーカーパンツ型のパッチポケットにしたシンプルなデザインで、膝に2本のタックが入る立体的な作りが特徴です。また、ゆったりとした太めのワタリから裾に向けてゆるやかにテーパードする立体的なシルエットは、後ろ身頃のバランスがやや大きく、動きやすくてとてもリラックス感のある穿き心地です。
21FWコレクションでは、“COTTON CHINO CLOTH”(KHAKI 1色)と、“USMC M-51 NC BLOCKS”(SAGE GREEN 1色)の2タイプのテキスタイルで仕上げたモデルをリリース。ここでは、“USMC M-51 NC BLOCKS” をご紹介しています。ナイロン混の生地は、薄手で軽く、独特の控えめ光沢感があり、ドライな質感とライトな着心地も特徴です。濡れてもすぐ乾くのも嬉しいです。
—- 生地 “USMC M-51 NYCO(NYLON+COTTON) BLOCKS” について -—
1950年代・USMC(米海兵隊)仕様のM-51フィールドジャケットに使用されていたナイロン混の薄手の生地を再現した、コロナのオリジナル・テキスタイルです。BLOCKS(ブロックス)と呼ばれる生地で、緯糸に細番手・80番のコーマ糸(糸の段階で毛羽 を取って綺麗に整えているもの)を使って高密度に織った生地です。また、通常ナイロン混の生地では使わない連続染色機を使い染めと後加工をしています。 非常にテクニカルな工程で、この処理をすることで綿ナイロンの生地特有の凸凹した表情をフラットで綺麗な面に仕上げています。バッドダイ(スレン染)の色出しなどの調整が非常に難しいため、現在この仕上げをやっているところはかなり少なくなっています。
「FATIGUE SLACKS」#FP005 “AGGRESSOR SLACKS”<USMC M-51 NYCO BLOCKS>
□品番:FP005
□生地&カラー:21-02 USMC M-51 NYCO BLOCKS / SAGE GREEN(20%NYLON + 80%COTTON)
□サイズ:M・L [当店入荷サイズ]
□仕上げ:ONE-WASH
□プライス:¥25,800(税別)【税込 ¥28,380】
— size (cm) — 【one-wash】
ウエスト M/87.5 L/92.0(内側1周)
ウエスト M/84.0 L/88.0(平置き直線×2)
ワタリ M/36.5 L/38.0
裾巾 M/22.0 L/23.0
股上 M/33.5 L/34.5
股下 M/67.0 L/69.0
※ 当店計測値です。若干の誤差はご了承ください。
※ 173/60/w31で「M」を穿いています。
—- 在庫状況 —-
21-02 USMC M-51 NYCO BLOCKS / SAGE GREEN:完売いたしました。
Variations
FATIGUE SLACKS #FP005 “AGGRESSOR SLACKS / USMC M-51 NYCO BLOCKS”
( 税込¥28,380 )