DURA-BILT(デュラビルト)の “3 SERIES LOW BACK OVERALLS” <OFF WHITE TWILL / 34-LB> をご紹介します。
L社3シリーズの中でも、1920年代後半〜30年代初頭の生産期間が短く最も現存数が少ない最初期型オーバーオールをベースにして製作された1着です。
初期型の特徴でジャケットと統一感もあるセパレート角型ビブポケット、紙ラベル、そして初期型のみに備わる緑カンヌキ。16.8mmのUNION MADEボタンは、当時物と同様の鉄製ツープロングボタンで、右胸はスナップボタン仕様です。
さらに、ローバックの重要なポイントとなる背帯は、L社の中でも微妙な違いで複数存在する当時のものを解体・分析し、織機で織り上げて再現しています。絶妙な色合いと質感には思わずワクワクしてしまいます!これだけでも一見の価値ありです。
これらは、後のL社3シリーズモデルへの進化の過程も随所にみられる過渡期のディテールです。こうした特徴を持つ希少な初期型モデルを、今回「DURA-BILT」として再現しています。
4種類の生地バリエーションの中から、ここでは「OFF WHITE TWILL(34-LB)」を紹介しています。
タテヨコ10/-の糸を使用した高密度の生成りセルヴィッチツイルです。同じ生地で、カバーオールジャケット、ペインターパンツ、ワークキャップもあります。
「DURA-BILT(デュラビルト)」とは:
1910年代に誕生し1930年代にその姿を消してしまう、知る人ぞ知る幻のワークブランド「DURA-BILT」を、DAPPER’S が商標を取得して現代に蘇らせました。一部「HD Lee」の廉価版と評されることもありますが、当時のカタログなどを見ると「HD Lee」と同価格の製品もあり、“DURA-BILT”ならではのデザインに惹かれるコアなVINTAGE好きからの支持も多いブランドです。
謎多きブランド “DURA-BILT” の現存する当時の製品は、オールインワンやエンジニアコートが主流。当時の “DURA-BILT” を忠実に復刻したモデルや、そこからインスパイアされる「VINTAGE好き的マニアックな視点」のデザインを盛り込んだアイテムを現代に蘇らせています。縫製ミシンには、当時と同じ「5/16inch(0.79cm)」幅の2本針と3本針を駆使。ボタンは鉄製の「ツープロングボタン」や、当時使用されていた生地に近い素材を使用するなど、製品の細部にまで、こだわりと愛が詰まっています。
ちなみに、今回の復刻のタグにある「NOJI-LEE MERC.CO」の記載は、ダッパーズ代表であり、Leeを愛してやまないVINTAGEコレクター・野尻氏の苗字に由来したものです。
『DURA-BILT』by DAPPER’S “3 SERIES LOW BACK OVERALLS” <OFF WHITE TWILL / 34-LB>
□品番:34-LB
□生地&カラー:OFF WHITE TWILL / COTTON100%
□仕上げ:ノンウォッシュ
□サイズ:38・40・42(当店入荷サイズ)
□プライス:¥57,800(税別)【税込 ¥63,580】
— size(cm) —
ウエスト幅 38/53.0 40/54.5 42/56.5
股下 38/85.0 40/85.5 42/86.0
太腿幅 38/40.5 40/41.5 42/42.5
裾幅 38/27.0 40/28.0 42/29.0
※ 当店計測値(外寸)です。若干の誤差はご了承ください。
※ 店主(173cm/60kg/胸囲90cm/w78cm)は「38」がちょうどいいサイズです。
—- 在庫状況 -—-
38,40,42がご用意できます。
DURA-BILT “3 SERIES LOW BACK OVERALLS” <OFF WHITE TWILL / 34-LB>
( 税込¥63,580 )