MAKERS “HORSE SINGLE” エイジング・サンプル

このブーツは、国産のHORSE BUTT(ホースバット)の極厚革を贅沢に使用し、その素材感を活かすため裏革は使わず、ヘリンボーンツイルの当て布のみの一枚仕立てにしてあります。先芯を入れてないため、革が馴染むにつれトゥ部分が凹み、爪先まで皺やアタリを楽しめます。また、茶芯に黒を上塗りした革の色合いも古い靴によく見られる特徴です。履き込むにつれ、味わいのある独特の表情が生まれ、デザインソースとなったHOBO(渡り鳥労働者)の装いや世界観を彷彿とさせます。

新品です。この状態からは、この靴がどれほどかっこよくヤレていくのか、なかなか想像できませんよね。

履き始めて約3ヶ月ほど。

こちら(↑)は、履き始めて約3ヶ月ほど。使用頻度は、平均すれば週に2日くらいですが、天候も気にせず、ガシガシはいています。すでにトゥは皺が深く刻まれ、だいぶ潰れてきています。また、茶芯の色も出はじめ、少しずついい味ののある色合いになってきているのも分かりますね。ちなみに、爪先のシワの入り方は、サイズ選びによっても違ってきます。僕(店主)の足のサイズは26cmほどで、この靴はジャストだと「7H」でも履けますが、あえて「8」をチョイスし、ハーフサイズ分長さにゆとりを持たせました。それで、爪先にこのようなシワが入っています。このように、ちょっとルーズなサイズ選びも、この “HORSE SINGLE” ではイイかと思います。

4年ほど履き込むと...。

こちら(↑)は、Makersの代表が4年ほど履き込んだもの。ビンテージともアンティークとも違った独特のヤレ感。 このかっこよさ、もはや言葉は要りませんね! これと比べると僕のはまだまだですね。 ここまでなると、履きはじめた頃の色合いはもう思い出せないですね。これがブラックだったなんて思わないでしょ。それに、どこから見てもかっこいい絶妙なシルエット。ん〜〜〜 グッときますね。コバのウェルトが見えなくなるくらいつぶれた爪先と、ヒールまわりのボリューム感。このコントラストも最高です! 今回のサンプルのようにラフにガシガシと履き込んむだけでなく、磨きながらきれいに履いていただくことも、もちろんお勧めします。「履き方はそれぞれでも、好きで履いていくうちにかっこよくなっていく。」そんな、履く楽しさを教えてくれる1足だと思います。この靴をベースに、いろんな装いを妄想するも楽しいですよ〜!
 
 
 
———— MAKERS “HORSE SINGLE” : 詳細・ご注文は ————

■ HORSE SINGLE / leather:horse butt, color:black